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脳の健康について

脳の健康について

-寝たきりにならないために-

 

日本人の三大死亡原因は、悪性新生物(がんなど)、心疾患、脳血管障害ですが、寝たきりの原因は直接的なもの、間接的なものを合わせると、実に60%前後が脳疾患によるものとされています。これからますます脳疾患の予防、早期発見、早期治療が重要になりますが、その目的にМR検査を中心とした脳健診、脳ドックが普及してきました。

 

脳健診により、すべての年代においてほぼ同程度の確率で脳腫瘍、先天的異常、血管奇形、動脈瘤などが発見される場合があります。

これらは症状を起こさない、或いは軽度の症状のうちに対処されることが期待されております。

 

脳卒中には、脳の血管が詰まる脳梗塞、脳の血管が破れて脳の中に出血する脳(内)出血、脳の血管にできたこぶ(動脈瘤)が破裂してクモ膜下腔に出血するクモ膜下出血などの種類があります。このうちクモ膜下出血は動脈瘤を未破裂の段階で発見し、適切な対応をすることにより発症を食い止めることが期待できます。脳梗塞と脳出血は発症を完全に予測することは困難ですが無症候性微小梗塞、虚血性白質病変、脳動脈硬化症などのМR検査所見を評価し、一般健診やその他の検査を組み合わせることにより、ある程度は予測、コントロ-ルすることが可能ですが認知症、特に最も有名で高頻度にみられるアルツハイマ-型認知症の早期発見や根本的治療については現時点ではまだ研究中と言わざるを得ません。しかし、脳障害性認知症や正常圧水頭症などのように早期発見して早期治療が可能、或いは発症を予防し得る認知症もあります。これについてはМR検査による脳健診が有用であると期待されます。

 

以上のようなことに主眼を置いて、是非とも脳健診を受診することをお勧めします。しかしながら、勿論のことではありますが脳健診が万能ではなく、これから起きるかもしれない病気を100%予測することはできません。また、脳の健康は脳のみで存在するのではなく、全身の健康があって初めて成り立つものです。特に一般検診を軽く見ることなく、必ず受診し、高血圧、糖尿病、脂質異常、心疾患、肥満、飲酒・喫煙などをコントロ-ルして、健康な脳をなるべく長く維持していきましょう。

 

1.   脳の健康診断の背景。

1)画像診断とは。

МRI、МRAの画像から異常を発見し、正常加齢による経年変化か、病的要因によるものかを診断する。

2) МRIは、脳の状態を調べます。症状を伴わない「小さな脳梗塞」や「脳出血」などが発見されます。

МRAは、脳の血管を調べます。「脳動脈瘤」や「脳動脈の閉鎖」などが発見されます。

3)画像診断実積 年間約8,000例

平成14年4月開業

特定非営利活動法人 画像医学と脳健診

022-218-3147

 

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