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特定非営利活動法人(NPO法人)画像医学と脳健診

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元東北大学医学部長吉永馨博士による健康講話 2018/4/2~

(第1回目のサンプル)

 

今回は皆様に、脳卒中について詳しくご説明いたします。

 

脳卒中の種類は、大別すると3種類あります。

①脳出血・・・脳血管の破綻
②脳梗塞・・・脳血管の閉塞(脳血栓、脳塞栓)
③クモ膜下出血・・・一番多いのが脳梗塞

脳卒中の患者のうち日本では4分の3を「脳梗塞」が占めています。

 

 

では、詳しい症状や治療法はどのようなものがあるのでしょうか。

【症状】

・脳の一部が破壊され、意識を失う。そのまま死亡の危険もある。

・一般に・は意識を回復し、片麻痺、失語、認知症などを残すことが多い
・脳梗塞の場合、3時間以内ならば血栓溶解療法で完治することがある
・血塊の除去、脳圧の低下のため手術が必要なこともある

 

寝たきりの原因の1位が脳血管疾患で、実に26%の割合を占めています。

 

 

 

では、脳卒中の予防のためには何をすればよいのでしょうか。

また、発症後の治療はどのようなものがあるのでしょうか。

 

【脳卒中の予防法】

1. 血圧の管理。高ければ薬で下げておく
2. 糖尿病がある場合、よく治療し、血糖を正常範囲に維持する
3. コレステロールが高い場合(240mgdl以上)はそれを下げるようにする。
4. 心房細動がある場合は、血液凝固を抑える薬を服用する(脳塞栓の予防)

 

【脳卒中の治療法】

1. 発症後は病院で治療を受ける
2. 急性期を乗り越えればリハビリに励む運動、言語、職業、その他の訓練。

リハビリは本人の意欲が重要。

回復するぞと強く決心し、リハビリに励むと相当回復する。
3. 軽い症例は跡形もなく回復する
4. 重い場合は意識が回復しない。

寝たきりとなる例も多い。認知症も多く見られる。

5. 動脈瘤が小さい場合は経過を追う、大きい場合は破裂予防のために手術をする
6. 破裂した後も、再出血の予防にこれを行う

 

【脳梗塞の血栓溶解療法】

1. 血栓による脳梗塞の場合、発症後3時間以内なら、血栓溶解剤を点滴注射する
2. 血栓が溶け、血流が回復し、神経症状も消失する
3. 3時間以上後にこれを行うと、血栓が溶けても、脳が既に死んでいるので、回復しないばかりか、脳出血になり、却って悪くなる
4. それゆえ、脳卒中後は速やかに専門医へ搬送しなければならない

 

 

 

 

【結論】

1. 脳卒中の予防に心がける
・血圧を正常に保つ
・血糖を正常に保つ
・コレステロールを240以下に保つ
2. 血圧を下げる有効な薬があるので、信頼できる医師に管理してもらう
3. 一般に健康生活に心がけ、肥満と運動不足にならないようにする。禁煙を実行する。
4. 脳卒中が生じたなら、速やかに専門医へ
5. 脳卒中後はリハビリが極めて大切

 

 

 

 

 

脳卒中についてご理解いただけましたでしょうか。

脳卒中は、予防と発症後の素早い対処が大切です。

健康的な生活を心掛けましょう。

 

 

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